バナー制作は独学可能? おすすめのツールやフリーランスの相場もご紹介
副業として人気が高まっているバナー制作ですが、独学で習得することは可能なのでしょうか。また、副業未経験者が在宅でも始められるのでしょうか。結論から言うと、バナー制作のスキルは独学で習得することは可能です。
初心者や未経験者であっても比較的早く習得することができるので、在宅で副業として取り組むこともできますし、フリーランスとして安定した収入を得ることも可能です。この記事では、バナー制作を在宅で副業やフリーランスとして取り組みたい。そんな人に、バナー制作スキルの習得方法や、バナー制作の料金相場、おすすめのツールや無料ソフトについて紹介しています。
バナー制作は独学で習得可能?
バナー制作の料金相場は? 未経験でも在宅で副業可能?
バナー制作におすすめのツール・無料ソフトはこちら!
【まとめ】バナー制作は独学でも習得可能! 不安な人にはスクールもおすすめ
バナー制作は独学で習得可能?
バナー制作のスキルを未経験者が独学で習得し、在宅での副業にすることは十分可能です。またフリーランスとして安定した収入を得ることも可能です。バナー制作のスキルとは、デザインソフトの使い方やデザインの基礎知識のことです。
これらのスキルを学べるサービスはたくさんあるので、未経験者が独学でも十分習得することができ、在宅での副業やフリーランスとして仕事していくことは可能です。バナー制作のスキルで代表的なものは次の3つです。
・Photoshop
・Illustrator
・デザインの基礎
1つ目のPhotoshop(フォトショップ)は、Adobe(アドビ)が出している有料のデザインソフトです。プロのWebデザイナーも使用しています。Photoshopでは、写真の加工や色の調整、画像切り抜きや合成、文字の装飾などを行うことができます。バナー制作では画像を加工することがほとんどなので、未経験者でも在宅での副業や、フリーランスとして仕事を考えているなら身につけておきたいスキルの1つです。
2つ目のIllustrator(イラストレーター)も、Adobeが出している有料のデザインソフトです。Illustratorでは、イラストの作成や図形の作成、文字の加工などを行うことができます。バナー制作でイラストを使用する場合に使うので、未経験者でも在宅での副業や、フリーランスとして仕事を考えているなら身につけておきたいスキルの1つです。
3つ目はデザインの基礎です。何事も基礎が大事とよく言われますが、バナー制作も例外ではありません。バナー制作はとりあえず作れば良いというものではなく、質が重要です。
未経験者が在宅で副業やフリーランスとして稼げるようになるためには、ホームページを見た人がクリックしたくなるようなバナーデザインを作成するスキルを身につける必要があります。
そのため、在宅での副業やフリーランスとして取り組んでいくことを考えているのなら、デザインの基礎を理解し、バナー制作の手順を覚え、イラストや写真、文字配置のコツを身につける必要があります。
独学でwebデザインを学ぶ方法については、下記の記事でも解説してるので、是非読んでみてください。
バナー制作の料金相場は? 未経験でも在宅で副業可能?
バナー制作を在宅で副業として行う場合や、フリーランスとして行う場合、料金相場がどれくらいか気になると思います。料金相場は以下の通りです。
静止画バナー : 3,000円~10,000円
GIFアニメーションバナー : 7,000円~10,000円
FLASHアニメーションバナー : 20,000円~
ボタンリンクバナー : 1,500円~
メインビジュアルバナー : 20,000円~
動画広告バナー : 3万円~100万円
上記の料金相場のように、同じ種類のバナー制作でも、料金相場の幅はあります。なぜ、こんなにも料金相場の幅があるのでしょうか。それは、製作したバナーの価値やデザイナーのスキルレベルが様々だからです。
高いクオリティーが要求されるバナーに対しては、料金相場は高くなり、そこまで高いクオリティーが必要とされないバナーに対しては、料金相場は低くなります。
高いクオリティーが要求されるバナーが製作できるようになれば、在宅で副業やフリーランスとして取り組むことで安定した収入を得ることが可能です。
さらに、特定のクライアントとの太いパイプが確保できれば、定期的に仕事が依頼されるようになるため、在宅での副業やフリーランスでも安心して取り組むことができます。
企業側も一定の実績を積んだデザイナーであることが分かっているので、在宅での副業やフリーランスであっても安心して仕事を依頼することができ、双方にとって良い関係が構築できるようになります。
バナー制作におすすめのツール・無料ソフトはこちら!
バナー制作におすすめのツールや、使用可能な無料ソフトがいくつかあります。
そもそも、最初の方で紹介したPhotoshopやIllustratorなどのデザインソフトを使ってバナー制作ができるようになるには、未経験者が独学から始めると数か月ほどかかることがあります。
一方、未経験者でも、独学である程度の経験を積んでバナー制作に慣れてきたのなら、PhotoshopやIllustratorなどのデザインソフトを使った方が、オリジナルでクオリティーの高いバナーを制作することができるので、経験を積んだ方にはデザインソフトを使用することをおすすめします。
もし、未経験者で手っ取り早く、費用をかけずに独学でバナー制作しようとするなら、バナー制作ツールや無料ソフトを使用することをおすすめします。バナー制作ツールでは、ある程度画像の素材やデザインのテンプレートが用意されており、ツール自体もシンプルな操作なため、独学の未経験者でも手軽にバナー制作を行うことができます。
以降におすすめのツールや無料ソフトをご紹介します。
1. Canva (キャンバ)
Canvaはバナー制作用のオンラインツールです。サイズや素材を選択すれば、簡単にバナー制作ができます。おしゃれな素材やテンプレートが用意されているので、未経験者が独学でも組み合わせていくだけでクオリティーの高いバナー制作ができます。
公式サイトにアクセスし、ユーザー登録すれば無料ソフトのように使用することができるようになります。無料会員でも利用できる素材がたくさんありますが、有料会員になるとさらに選択できる素材やテンプレートが増え、フォルダが無制限に利用できるなど、機能が拡張されます。
2. Pixlr Editor (ピクセラエディター)
Pixlr Editorは本格的なオンライン型の画像編集ツールです。たくさんの機能が搭載されており、ブラシ機能やレイヤー分け、画像の色調整、回転、トリミング、リサイズなど、Photoshopとほとんど変わりない内容ですが、無料ソフトとして使用できます。
高機能がゆえに、未経験者で独学の場合、操作面でハードルが高いかも知れません。公式サイトにアクセスすれば、会員登録をしなくてもすぐにツールを使うことができます。
3. GIMP (ギンプ)
GIMPは画像編集ができる無料ソフトです。Photoshopにも引けを取らないほどの高機能で、無料ソフトであるにもかかわらず、ヘッダー画像でもバナー画像でも何でも作ることができます。高機能なため、独学の未経験者にはハードルが高いかも知れません。しかし、使用しているユーザーが多いため、使い方などを説明したサイトが数多くあるので、独学でも困った場合にすぐ調べることができます。
GIMPを使用する場合、無料ソフトのため公式サイトからソフトをダウンロードし、パソコンにインストールすれば、使用することができます。起動する時は少し時間が掛かるかもしれませんが、無料ソフトでこれだけの高機能を搭載しているので、おすすめです。
4. バナー工房
バナー工房は無料で使えるオンライン型の画像編集ツールです。無料ソフトにもかかわらず、バナー制作やGIFアニメーション制作、アイコン制作、QRコード制作など、さまざまな画像編集や作成を簡単に行うことができます。バナー素材や画像素材が豊富に用意されていて、独学でも手軽にバナー制作ができるようになっています。公式サイトにアクセスすれば、無料ソフトとしてすぐに使用することができます。
【まとめ】バナー制作は独学でも習得可能! 不安な人にはスクールもおすすめ
今回はバナー制作するためのスキル習得方法や、おすすめツール、おすすめソフト、バナー制作の料金相場について説明してきました。
バナー制作は一見簡単そうに思えますが、デザインソフトの操作が複雑であったり、バナーデザインの深い知識がないと誰にもクリックされないバナーになってしまい、深く知れば知るほど、専門的な知識やスキルが必要であることに気付かされます。
未経験者の場合は、まずは今回紹介した無料のバナー制作ツールを使用し、バナー制作の経験を積んでいくことをおすすめします。そして、ある程度バナー制作の経験を積み、バナー制作についての理解が深まったら、次のステップとして、PhotoshopやIllustratorなどの画像編集ソフトを使用して独自のクオリティーの高いバナー制作に取り掛かるという流れがおすすめです。
クオリティーの高いバナーが制作できるスキルを身につけることができれば、料金相場も高くなります。一方、クオリティーの高いバナーを作るスキルがまだ身についていない段階なら、料金相場は低い状態であることを自覚しておきましょう。
バナー制作のスキルは誰でも身につけることができるので、真剣に取り組みさえすれば、料金相場を上げることが可能です。
また、今回の記事では紹介していませんでしたが、独学で学ぶことに不安を抱いている人には、スクールに入るのもおすすめです。最初は独学よりも人に教えてもらった方が効率は良いです。
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